カンボジアの道路を舗装する日本人
以前からなんとかしなくちゃと思っていたうちの前の通り。
ものすごいデコボコで、トゥクトゥクで通る時は歯を噛みしめていないと舌をかみそうなくらい ひどい状態だったのです。
自転車もバイクも徐行しないと危険なくらいデコボコだから歩くのが一番安全。
が!!そんな道の前にあるゲストハウスってどうよ!
そんなゲストハウス泊まりたくないよ!
ということで井戸端会議。
以前から近所住民も「雨が降ると巨大な水たまりができる」「水たまりじゃない部分は泥沼」「乾燥するとデコボコ」ということで不満はあったのですが、
金を出したくない。
お金を出してもいいと言ったのは、うちの裏のおじさん(家賃収入で生活してる金持ち)とGoldenTempleグループ(シェムリでは超有名な大企業。5★ホテルとかスパとかレストランとかバーとかクラブとかやってる)だけ。
さて、誰がどのくらいの割合で出すか?
そもそも一番デコボコなのはローラースケートパークの前の道で、そこのオーナー(金持ち)は1ドルも出さないって言ってるんだから、他の人だって納得いかん。井戸端会議を3時間も開いた結果(うちからは相方のYongが参加)結論が出ず、いい加減私がブチ切れて
「全額私が出すから明日中に舗装して」
ってことになりました。
ばかばかしい。
たいした金額でもないのに3時間も無駄にして、時は金なりという言葉を知らんのか!(カンボジアにそんな言葉はない。)
そもそも地球上の資源で唯一リサイクルできないものは時間だってことが分からんのか。(カンボジアには時間が腐るほど余っているので、それを多忙な人が多い日本に輸出することができればいいのに。)
だいたい、この通りで一番貧乏なのは私だ!!!
うちの奥には1泊$20のブティックホテルがあるんだけど、そこのオーナーは1円も出さないで、それよりはるかにショボい(アメニティはうちの方がいいけどな)うちが なんで金を出すのだ。てか、うちの向かいの家を除いて、みんな昔からこの通りに住んでるのに、なんで新参者で外国人の私がカンボジアの道路を舗装するのだ。
まったく納得いかないけど、この調子で毎日井戸端会議をやられてYongを駆り出されたら うちの仕事が全然片付かないし、絶対に解決しなくちゃいけない問題なんだからやるしかない。そんなわけで、今日はYongとWahと私の3人で、ブルドーザーが通った後を
クワでならす
という作業をやり続けました。
ブルドーザーが通ると、敷いたばかりの砂利が脇に流れてしまうので、それを道の真ん中に盛り上げるわけね。そこをまたブルドーザーが通る。砂利が脇に流れる。それを道の真ん中に集める。ブルドーザーが通って固める。を繰り返して舗装していきます。
つうか、なんで私はカンボジアでクワをふるっているのでしょうか。
うちの前の道は超細い路地で、名前がないんだけど、名前を付けるとしたら「Pleasure Street」にしてほしいです。
今日からBookng.comでの予約を開始しました。
ご予約はこちらから。
https://www.booking.com/hotel/kh/pleasure-siemreap.ja.html
0コメント