カオニャオ（もち米のごはん）食べたら銀歯が取れた。

カオニャオで銀歯が取れるのは3回目です。

最初はラオス、次がタイ、今回カンボジア。

バンコクの歯医者は安いし早いしいいんだけど、カンボジアはどうもなあ・・・・

と思っていたんだけど、FaceBook で欧米の方々が超オススメ！という歯医者のレビューを書いていたので、うちから一番近いところに行ってみました。

Master Dental Clinic。設備はほぼ日本と変わりません。Ｘ線も感度良好な感じ。

ひとりひとり個室になってるところがタイと同じですな。

ドクターは英語堪能なんですが、受付は英語がかなりイマイチなので、電話で予約が取れなくて、ご飯を買いに行くついでに予約してきました。まあ、パブストリートから徒歩1分だし、毎日のように通る道だからたいした手間じゃないけど。

「metallic crown が取れた」と言って、取れた銀歯を見せたらドクターは一生懸命それを　私の歯にくっつけようとしてたので「ちゃうちゃう。新しいのを作ってかぶせてほしいの」と言うと、「じゃあ材料を取り寄せるから、明日また来て」とのこと。歯型を取る材料、常備してないんか？

「白いのにしてほしいんですが」（タイで治療した歯はセラミック、日本で治療した歯は銀歯なので、全部セラミックにしたい）と言ったら「セラミックね」と言うので、「セラミックとシルバー、どっちが高いですか？」と聞いたら「シルバーはない。セラミックかジルコニア。ジルコニアの方が高い。」だって。おおー最先端ですのう。ジルコニアの方が頑丈だけど、見た目はセラミックの方が良いらしい。まあ、安ければ何でもいいんですが。

そして、東南アジアには基本的に銀歯はないと思う。タイ人に私の歯を見せたら「なんで銀色なの？それは

生まれつき

なの？」

と聞かれた。生まれつき銀色の歯を持ってたら、すごい財産だよ・・・むしろ、全部24金の金歯で生まれたかったよ・・・

タイでは、外国人が虫歯になったらセラミック、タイ人が虫歯になったら予算を聞いて抜くか、削るだけか、セラミックか、など方法が選べるらしい。貧しい人の場合はほぼ抜くとのこと。

ここはたまにカンボジア人も来るらしいけど、待合室にいたのは韓国人と欧米人でした。そして待合室にはミロとか超甘いコーヒー・・・・なんで歯医者の待合室にこんなもんがあるんだ。これ飲んだ後で歯を磨かないで受診していいんか。

でもロイヤルアンコール病院の待合室には

ホットチョコレートとかカプチーノ

もあるもんなあ。なんかサービス間違ってる気がするなあ。

そうそう、海外で歯医者や病院に行った場合は日本の国民健康保険が使えます。社会保険はダメじゃないかなあ。とりあえず全額自分で払って、英語の診断書と領収書を書いてもらって、それを地元の区役所に提出すると、保険適用分の7割が戻ってきます。

この「保険適用分の7割」ってのがクセモノで、うちの近所の区役所は英語ができる人がいないから（それもスゴイな）請求書の金額のきっちり7割が私の口座に振り込まれたんだけど、友達の住んでる区はかなり厳しくて、明細を見て「これは保険適用、これは保険適用外」と分けられて、結局自分の払った金額の4割程度しか戻って来なかったんだって。

これは本当に区によって違くて、「7割きっちり戻ってきたー」という人と「3割程度しか戻って来なかった」という人とそれぞれです。明らかに保険が効かない治療（保険が効くかどうかは日本の病院と同じ判断基準）の場合は1円も戻ってきませんが、普通歯医者の場合、削るとか型を取るなんてのは当然保険適用範囲内なので戻ってきます。でもセラミックはどうなんかね？あと、インプラントとか審美、矯正なんかは保険が効かない感じがします。（日本の保険適用範囲を調べてね♡）

そんなわけで、海外旅行保険に入っていなくても、国民健康保険に入っていれば自己負担は3割です。ただ、最初に自分で建て替えないといけないので、交通事故にあってICUに入って「1日100万円」なんて言われちゃったら、クレジットカードの限度額を超えてしまうので（まあ限度額1億なら大丈夫だろうけど）海外旅行保険に入っていた方が安心と言えば安心。

私の場合、病気のときは（病気したことないけど）自分で建て替えて、後で国民健康保険でキャッシュバック、ケガの時はタイの民間の傷害保険に入っているので、そっちを使ってます。タイの傷害保険は海外でも使えるし保険料が安いのでオススメですよう。バンコク銀行など、銀行で加入できるのも便利。

海外でノマドワーカーをしているみなさん。

最近特に海外でアパートを借りないで、転々と旅をしながら生活している人が増えていると思うんだけど、（株で収入を得てる場合には一か所に住む必要ないし、アパートを借りて光熱費とネット代を払うよりドミトリーを週単位で借りた方が安い。）

日本に住んでいなくても国民健康保険には加入しておいた方が安心ですよ。