カンボジア 日本人犯罪被害

在カンボジア日本大使館によりますと、2017年1月から12月までに発生した日本人が被害者となったひったくり事件は67件。うちプノンペンが65件、シェムリアップは

2件。

シェムリでは1年に2回しか日本人がひったくりが起きてないってすごくない!?

うちの近所の方が全然多いで!まあ、うちの近所は全員が日本人だから、日本人が被害者になる可能性がべらぼうに高いんだけど・・・



しーかーもー。この67件のうち、ひったくられたカバンの中にパスポートが入っていた事件が53件!!おっかねー!なんでパスポートを持ち歩くんでしょうか!コピーで十分だよ!

旅行中にパスポートが必要なことって滅多にないよ!

レンタルバイク屋でパスポートを預けるように言われたら、代わりに100ドル預ければ大丈夫だし(それでダメだというバイク屋はシェムリには少ない。というか、私が知る限りない。)ホテルのチェックインも「今パスポートの延長申請中で旅行会社にパスポートを預けてる」と言えば大丈夫だし、あと12歳未満のお子さんはアンコールワットチケット(37ドル)が不要な代わりに年齢を証明するもの(パスポート)を遺跡観光中に持ち歩かないといけないけど、なくすリスクを考えたらチケットを買っちゃった方が安心だと思う。




まーとにかく、意外なほどシェムリアップは犯罪が少なくてビックリです。

ただ、シェムリの泥棒って、もともと観光客のサイフは盗まないと思うんだよなあ。

地元カンボジア人が言うには、シェムリの泥棒が狙ってるのは、エアコンの室外機とバイク、あとモーター。そういうのは専門に引き取ってる業者がいるから高く売れるんだって。

まあ、日本でも工事現場から銅線を盗むアホがいますが、そんなわけでシェムリの工事現場やホテルには夜間セキュリティがいるのが普通です。(うちですらセキュリティ雇ってるくらいだから)



そうそう、モーターは何に使うかというと、うちなんかは井戸水をモーターで汲み上げて、それを浄水器に通してから、さらにモーターで屋上に上げて、それが水道の蛇口から出てくるのです。日本のマンションなんかで貯水槽があるところはこのシステムだと思うけど、毎回下から水を汲み上げてたらすごい電気代がかかるでしょ?だから屋上のタンクに一気に水を上げて、使う時はそこから重力で水が下に降りるようになってるのです。



カンボジアの一般家庭ではモーターを使わず、手で汲み上げてるから、モーターがあるとすっごく助かるわけね。シェムリでも一般市民の集落では数軒の家でひとつの井戸を共有してるけど、みなさん手動です。っていっても、「つるべ」とか使うわけでなく

こういうヤツね。

たまにボランティアがろくに水脈調査をしないで井戸掘ってるから、枯れてる井戸もたくさんあります。井戸を掘るときは、地下水脈があるかどうか調査しないとダメよ。



そんなわけで、シェムリアップではサイフよりもモーターを盗まれる方が怖いので、旅行者の方はそんなに用心しなくても良いのではないでしょうか。

私は今日からお正月休みだけど、お正月の間もセキュリティのおじちゃんには毎日来てもらってます。モーターとバイクと自転車があるし、洗濯機も外に置いてるから、泥棒には宝の山なのら。



東南アジア旅行にまつわるアレコレ

バンコク在住の筆者が東南アジア情報について語ります。

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